皇国/東都同盟/ユニオン9/堤都/塔京

皇国】/コウ-コク


日本がモデルのとある島国。

 

東都同盟】/トウト-ドウメイ
 

皇国の所属する同盟。1945年に一度分断されるが、1999年に再び締結。

 

ユニオン9】/ユニオン-ナイン
 

皇国に敵対する9カ国の同盟。

 

提都】/テイ-ト
 

46年以前の皇国首都の名称。

 

塔京】/トウ-キョウ
 

47年以降の皇国首都の名称。

螺錠門騒動

螺錠門騒動】/ラジョウモン-ソウドウ


1181年に起きた物の怪騒動とそれの影響で起きた大飢饉。
提都の螺錠門に【常闇/トコヤミ】という現象(物の怪というより現象そのもののようなもの)が取り憑いたことが発端。
門番の青年(*1)が常闇の力に魅せられ、常闇の目の代わりになる契約を結ぶために75組の双子の子供を生贄に捧げる事件が発生した。
(双子主体ではあったが実際は双子ではない兄弟や血縁関係にあるもの等手当たり次第狩り集められた。)

護国鬼

護国鬼】/ゴコク-キ


螺錠門騒動で人柱になった75組150人の子供の魂を人間の女の胎に降ろし

(=【護国降ろし】次項記述)生まれた二柱一対の鬼。
150人一群体で神格を所持(百五十柱一座)。皇国民を守護し加護を与える役目を担う。現界しているだけで皇国の地脈・龍脈が安定する。皇族及び堤庁幹部を除いて実態は秘匿対象。


①原則として護国鬼は守護対象である皇国民を一部例外(*2)を除いて殺害することが出来ない。
但し、神風(*3)に皇国民が巻き込まれ死亡した場合はこれに含まれない。

①の原則に反した場合は現役護国は消滅する。
 

②それぞれ固有の2つの性(さが)に縛られ、それによる行動の制約や特性がある。(*提都篇で記述)
 

*一見チートな護国鬼も以上2点の特性がばれると、攻略の対策が立てられてしまうため、存在自体の秘匿が最重要とされている。
*①に反して消滅が確定しても、別の方法で現役護国を現世に留まらせる方法もあるにはある。(*錆山篇Ⅱで記述)

 

③基本能力として「不死・神風・千里眼」を持つ。
不死は治癒不可能なレベルの外傷を負うか①に反すると無効であり神風・千里眼は効力範囲と精度において個体差がある。

 

④二柱一対でしか現界できない。
どちらかが死亡または消滅すればもう片方も消滅する。

護国降ろし

護国降ろし】/ゴコク-オロシ


護国鬼を現界させること。通常は螺錠門騒動で人柱になった75組150人の子供の魂を人間の女の胎に降ろす。
75組の中から無作為に1組降りてくるが正確にはよく分かっていない。
護国降ろしは毎回必ず成功するとは限らない。失敗した場合は100年間待たなければならない。

堤庁

提庁】/テイ-チョウ


正式名称は【提都鍵連庁/テイト-ケンレン-チョウ】だが略称しか使われない。
護国を所有・管理する機関。政治的な権力はほぼないが、発言力は高い。
表向きは「皇国の伝統と文化の保護・維持を目的とした機関」とされている。

内部構成は十役存在し、提庁以下提庁系列の護国に関わる機関は特定の十家からしかその職には就けない。外部の人間を起用する際は一旦養子へ入れてから採用する。(*錆山篇Ⅰ、麗瀬篇で記述)​

椿家/錆山

椿家】/ツバキ-ケ


(*1)の門番の青年の子孫。(*2)の一部例外にあたる血族。
螺錠門騒動以降天子から忌まれ世間的にも不浄の一族とされた。

護国鬼には祟られているため直系は多くが短命。最初の護国降ろしが行われて以来、護国鬼に許しを請い償い続ける証として代々の当主は常闇の目の代わりとなったその目玉を潰すという因習がある。目玉を潰す儀式自体には祟りを緩和する効果はなく、当主教育の一環として行われるものであり、そこに椿家の異常性が現れている。

護国鬼に対して行き過ぎた信仰や忠誠心を持つ者が多い。

外見的特徴として、濃い赤い髪を持つ。

 

錆山】/サビ-ヤマ


椿家の所有する領地。世間では忌み地とされている。

神風・千里眼

神風千里眼】/カミカゼ・センリガン


護国鬼の基本能力。皇国内でのみ発動可。
神風は護国鬼が起こす天災現象の総称=(*3)。千里眼は遠隔視。
千里眼の能力のうちで守護対象者とそうでないものを見分けることができるが、近代以降守護対象者は血ではなく国籍法での分別になったため少しややこしいことになっている。(*錆山篇Ⅱで記述)

変則的不可視国境線

変則的不可視国境線】/ヘンソクテキ-フカシ-コッキョウセン


1860年頃に初めて実装された護国鬼の力の増幅装置。
天災による結界のようなものを作成および千里眼の強化でGPSのような効力も。

動力炉は護国鬼自身。

「装置」と名は付いているものの、変則的不可視国境線の本体は護国鬼を中心とした「環境と配置」を指し、周辺機器は護国鬼の健康状態を診るための普通の生体情報監視装置に過ぎない。

 

 * * *


・~45年…【能登】/ノト
・46~99年…【大津】/オオツ
・99年~…【大津弐式】/オ
オツ-ニ-シキ

堤庁十役/調度

提庁十役】/テイ-チョウ-ジュウヤク


堤庁内の主な役職。(*4)

もとは護国鬼現界のために尽力した家々の集まりだったが、護国鬼の独占のために変則的不可視国境線起動の鍵の役目の配置として十役(十家)をねじ込んだかたちで権力を拡大させたため現状利権争いの種にもなっている。

(*詳細は錆山篇Ⅰ、麗瀬篇で記述)

 

調度】/チョウド


護国直属の堤庁職員の中でも護国への発言権を持つ者のこと=(*4)。
堤庁十役は調度。正確には変則的不可視国境線の起動に必要な配役(配置)を担うものが人であった場合に役職名の上に「調度」と付く。

アンカー(飛地)

アンカー飛地】/アンカー、トビチ
 

護国鬼の血縁者のこと。
護国鬼の血縁者同士は互いを遠隔でも認識出来、また存在そのものが皇国領土として認識されるため、
アンカーの配置次第で護国鬼の力を本来の領土外でも行使できる。変則的不可視国境線を使用した千里眼の精度は血縁者が現地にいる場合精度が格段に上がる。
護国鬼の身体の一部(折れた角等)も同様の効果をもたらす。

(*麗瀬篇で記述)